・容量が少ない(2省庁(2課室))。
・検索に時間がかかる(2省庁(2課室))。
b 光ディスク
・検索に時間がかかる(1省庁(1課室))。
・手直しができない(1省庁(1課室))。
情報の保管量については、全省庁(139課室)において、情報によっては複数の媒体に重複して保管しているとしており、主な重複保管の事例及びその理由については次のとおりである。
a 紙とフロッピーディスク
・紙は文書の保存用、フロッピーディスクは文書更新用(10省庁(12課室))。
・紙は閲覧性に優れており、フロッピーディスクは保存、加工等に適している(6省庁(7課室))。
・紙は原稿であり、フロッピーディスクはバックアップ用(3省庁(4課室))。
b 紙と磁気ディスク
・一人1台の端末が整備されていないため両方で保存(1省庁(1課室))。
・使用頻度の高い資料をその都度磁気ディスクから印刷するには手間がかかるなど、紙の方が利便性が高い場合がある(1省庁(1課室))。
c 紙とフロッピーディスクと磁気ディスク
・紙は文書保存、管理用、フロッピーディスクと磁気ディスクは文書更新用(2省庁(2課室))。
・フロッピーディスクと磁気ディスクはバックアップ用(1省庁(1課室))。
ウ 省庁内LANの整備・利用状況
今回の調査で省庁内LANが整備されているとしている省庁は11省庁であり、その利用状況等については次のとおりである。
・省庁内LANが整備されている11省庁においては、省庁内LANを利用した電子メールの交換、電子掲示板へのアクセス、電子決裁・回覧板の全部又は一部について実施している。
・一部の実施にとどまっている省庁のほとんどは、実施していないものについてのシステムが未整備であること、端末が一人1台となっていないことを主に理由として挙げている。
・電子掲示板、電子メール等が整備されているにもかかわらず作成文書を印刷し、コピーを配布する等利用していない省庁が10省庁(79課室)みられ、その主な理由は次のとおりとなっている。
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